2017年2月8日水曜日

(3200)ミャンマー僧院から覚せい剤370万錠 僧侶3人逮捕

 2月7日の朝日新聞より。ラカイン州の仏教僧院などで覚せい剤の一種であるメタンフェタミンの錠剤約400万錠が押収され、僧侶3人が逮捕されたと7日、国営紙などが報じた。同国では国境地帯や近隣国で生産された錠剤が違法に流通し、社会問題になっているが、僧が検挙されるのは異例だ。警察などによると、5日夕、バングラデシュ国境に近いマウンド―の検問所で2人の僧が乗った車から錠剤約40万条が見つかった。その後二人が所属する近郊の僧院を捜索したところ、約370万錠を発見した。警察はこの二人と僧院の別の僧を逮捕。末端価格は約8億円に上るという。マウンド―はイスラム教徒ロヒンギャが住民の多数を占め、昨年10月以降、治安部隊による人権侵害報告が相次ぐ地域。一方で薬物の大量押収も続いており、周辺国などへの密輸の中継地と見られている。

2 件のコメント:

  1. こういう問題は、どしどし進めてほしい。大歓迎。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    どうやら地方組織の強い所(内戦の激しいところ)は、麻薬問題が絡んでいる感じ。軍がつぶれない一つの原因か。

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