2017年2月11日土曜日

(3203)東南アで排水処理事業、堀場と日立造船、ミャンマーに設備

 2月10日の日経より。堀場製作所と日立造船は共同で東南アジアの排水処理事業に参入する。堀場の検査装置と、日立造船のろ過装置を組み合わせた設備をミャンマーに導入した。経済発展に伴い廃棄物の発生が増えていることに対応し、高度な環境技術を生かし市場を開拓する。モノづくりに続き、廃棄物処理やリサイクルなど「静脈産業」の進出が東南アジアに広がってきた。両社はミャンマー中部のワンディン市の織物工場地域に、排水処理設備を導入。堀場の水質や汚濁物質を測る検査装置と、日立造船の特殊繊維を使った高速ろ過装置を組み合わせた。この地域は約630の染色工場があるが、排水処理はほとんどされていない。処理設備は同市の染色排水の5%に相当する1日5㌧に対応する。日本の環境省も助成している。経済発展に伴い東南アジアの水質汚濁が深刻化してきた。

2 件のコメント:

  1. 日本のお家芸ですな。この設備の稼働で、日本の技術の評価が、一挙に高まるのでは。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    静脈産業のインフラ整備にやっと乗り出したみたい。頑張ってもらうしかないな。

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