2017年2月13日月曜日

(3205)ミャンマーの鉱山でまた土砂崩れ 9人死亡

 2月13日のミャンマーニュースより。ミャンマー北部のカチン州HPAKANTにある鉱山で2月9日夜、土砂崩れが発生、9人が死亡。地元当局者は11日、この土砂崩れによる死亡者は9人であったことを正式に発表した。この中の一人はこの鉱山の所有者であった。首都ネピドーから約640㎞北に位置するHPAKANTは世界でも最高品質と言われるヒスイの産地で、宝飾品の大部分は需要が高い中国へ輸出、または密輸されている。この地区は致命的な土砂崩れが多数発生しており、2011年の大事故では100人以上が死亡。2015年には大小合わせて200回以上の土砂崩れが発生、200人以上が死亡。2016年には50人が死亡。犠牲者は地元の貧困者や出稼ぎ労働者で、工業用掘削機で作業した後に残されたヒスイを夜な夜な探しているという。殆ど規制されていないのだ。

2 件のコメント:

  1. 非常に悲惨な現状…。 何れは改善されねばいけませんな。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    同感です。経済のインフラが未整備のため、事故が多発しているようです。

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