2016年6月24日金曜日

(2966)スーチー氏、近隣外交本格化、タイ訪問

 6月24日の朝日より。ミャンマーのスーチー国家顧問兼外相は23日、隣国タイを公式訪問した。タイに多くいるミャンマー人労働者の待遇改善などについてプラユット暫定首相と会談し、新政権の近隣外交を本格化させる。新政権発足後のスーチー氏の外遊は、アセアン議長国のラオスに次いで2カ国目。2国間で多くの重要課題を抱える国との実務外交としては最初の国になる。タイには登録した人だけで、約200万人の移民労働者がおり、その8割がミャンマー人。未登録の不法滞在労働者も100万~200万人いるとされる。大半が漁業や農業、建設業の劣悪な労働環境下にいる。難民問題も懸案だ。国境地帯のキャンプでは10万人が暮らす。また、船で流出するロヒンギャも問題だ。タイ政府はスーチー氏がこれらの問題にどう対応するか関心を示す。

2 件のコメント:

  1. タイは勿論、世界中の国が注目しているでしょう。
    K.A.

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  2. K.A,さん
    スーチーさんとしては、同国民の保護が一番重要であり、ベンガル人と呼ばれるロヒンギャについては、いまだに明確な指示は出していない。出さないのも選択肢の一つだ。

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