2016年6月22日水曜日

(2964)ミャンマー新政権「ビルマの黄昏」上映不許可に スーチー氏

 6月17日の産経ニュースより。ヤンゴンで19日まで行われる映画祭で、少数民族シャンに関する映画が検閲により上映不許可となった。スーチー国家顧問兼外相が主導する新政府は、「民族間の不和につながる恐れがある」と説明するが、表現の自由の制約が続いている現状に、関係者や少数民族らの間に失望の声が上がっている。不許可になったのは、1950年代にシャン藩王国の王子の妃となったオーストリア出身の女性の自伝「ビルマの黄昏」を映画化したもので、夫は軍に拘束され、非業の死を遂げたとされる。映画祭主催者によると、政府は検閲で、軍兵士がシャンの女性を暴行するシーンを問題視したという。国外では試写が行われたが、ミャンマーでは一切上映されていない(以上)。「平和を乱す」と「表現の自由」。この争いは 永久に続くと思う。

2 件のコメント:

  1. 「時期早々」ということで、上映不許可に心ならずも賛成。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    このような論争はどの国でも永久に続きそう。いずれ「良識」で解決されるであろうが。

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