2016年6月16日木曜日

(2958)ミャンマー新政権が落とす自動車市場への影②

 昨日に続く。輸入車にかかる税金が高いという従来の課題も残っている。今年6月から輸入車に対し新しい「超過累進課税」を導入した。さらに右ハンドル規制の実施の有無と施行時期が不明であるという課題も残る。当初2018年からは左ハンドル車だけにしようと政府が動いていた。しかし通達はいまだに出ておらず、関係者は不安な状態が続いている。中古車売買の会社「カーゾーン」では、2012年から14年までは月に80台売れたが、いまや月に10台に激減、「中古車ビジネスは止めることはないが、整備、パーツビジネスなどへの参入を検討する」という。また「最近はマンダレーに中古車は流れている。いまはヤンゴンのお客さんとマンダレーのお客さんは同じぐらいの数」とも説明。トヨタ、三菱、日産はヤンゴンで自動車点検整備を行う店舗を展開中だ。

2 件のコメント:

  1. 自動車の保守、点検、修理事業は、重要ですな。はやく整備されますように。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    日本の車は故障が少なく長持ちするので、保守、点検、修理の分野はあまり伸びないのでは? ・・・・・・よく分かりません。

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