2016年6月28日火曜日

(2970)米、人身売買問題でミャンマーを「最悪」国に格下げ

 6月27日のロイター通信より。米国はミャンマーを人身売買状況が懸念される国のリス中最悪の「ティア3」に格下げした。民主的に選出された政府と、依然力の強い軍に対し、子供兵士や強制労働の抑制に一段と尽力するよう求めるためという。この格付けは売春や強制労働のための違法な人身売買を含む近代の奴隷状態を回避する目的があり、報告は国務省から30日に発表される。「ティア3」にはほかに、イラン、北朝鮮、シリアなどが含まれる。今回の格下げは、ロヒンギャ族に対する迫害に対し米国が懸念を伝えるメッセージの意味合いもある。スーチー氏主導の新政権が発足して以来、この問題が放置され同氏に対する国際的批判が高まっている。この国が人身売買状況を満たす努力もしていないことから国際社会から制裁を受ける可能性が大。

2 件のコメント:

  1. ティア3」という言葉を知らなかった。(Google検索でOK)
    国際社会からの制裁も止むを得ないのでは…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    私も知らなかった。いろんな面で使われていますね。スーチーさんは我慢して、意見を言わない方がいいみたい。もしスーチーさんが「ロヒンギャを守る」などと言えばミャンマーはガタガタになる。

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