2016年6月27日月曜日

(2969)スーチー氏脅かす仏教団体 ミャンマーで勢力拡大

 6月27日の日本経済新聞電子版より。ミャンマーの保守派仏教徒団体「マバタ」が急速に勢力を拡大している。集会を開けば数万人もの支持者が集まることもあり、宗教政策への影響力が増している。背景にはイスラム教徒急増への国民の危機感がある。政府を主導するスーチー国家顧問は、これまで宗教問題から距離を置く姿勢を見せていたが、宗教対立が先鋭化すれば、スーチー氏にとって避けては通れない問題になるのは確かだ。6月4日午前6時、ヤンゴン郊外のアウンサントーヤ僧院に、色鮮やかな法衣をまとった僧侶が列をなしていた。宝石で飾り立てた仏陀の像を豪華なシャンデリアが照らし出す。「マバタ」は13年6月に発足し、支持者は5百万人に達する。教義の核心は急増するイスラム移民の排斥だ。さて スーチー氏はどう動くだろうか?

2 件のコメント:

  1. 余り好ましくない状況…。新政府としては、監視を十分にして騒動を未然に防ぐことぐらいかな?
    K.A.

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  2. K.A.さん
    いま世界的に右傾化しており、残念ながら大衆の意見に従わざるを得ない感じ。新政府は仏教界との連携を良くしていくことが大切。

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