2016年6月4日土曜日

(2946)ミャンマー初、無担保融資実る 日本人銀行員制度化に奔走

 6月4日の朝日新聞より。三井住友銀行ヤンゴン支店の泉賢一さん(50)のスマホには、ひっきりなしに、ミャンマーの経営者から融資の相談が届く。彼が関わった「信用保証」の仕組みは、会社から一定の保証料を事前に受け取り、もし返金できなくなったら保証料を原資に返済を肩代わりするものだ。軍政が続いたミャンマーでは、金融制度が整っておらず、経済成長を目指す上で障害になっている。土地や建物の担保がなければ、お金を貸すことは難しい。ミャンマー政府は、三井住友銀行に信用保証制度作りを依頼。そこで泉氏は資金に余裕のあった国営の保険会社の信用保険の「商品」として扱うことを提案。企業が最初にこの商品を買い、保証を受けた銀行がお金を貸すという仕組みだ。最終的には銀行が、自らの判断で金を貸すことが泉氏の目標だ。

2 件のコメント:

  1. よく分からないけど、泉氏の情熱が実りますように…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    ミャンマー人の株批判は相当なもの。ヤンゴン取引所が開所してもまだ上場したのはたったの2件だけ。日本側もあせっていると思いますよ。

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