2012年10月6日土曜日

(1607)ミャンマー支援加速

  10月6日の朝日新聞に、財務省中尾財務官へのインタビュー記事が標記の見出しで載っていた。9日から東京で国際通貨基金(IMF)・世界銀行の年次総会が開催される。ミャンマー支援について、世界銀行や、アジア開発銀行(ADB)から「残っている延滞債務の解消に向けて具体的な方針が示される」と述べた。日本が議長国として11日に開くミャンマー支援会合では、「融資の再開に向けてまず延滞債務を解消していくことについて、より具体的な方針が示されるだろう」と語った。日本はすでにミャンマーへの円借款を25年ぶりに再開することで合意しており、その前提となる延滞債務の解消手続きについて「来年のできるだけ早い時期に始めたい」と述べた(以上概要)。日本がリードしながら進めるミャンマー支援は、久しぶりに明るいアジア外交の話題だ。

2 件のコメント:

  1. 明るい話題だとは思うけど、延滞債務の金額は、かなりの額ではないのかな?
    K.A.

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  2. K.A.さん
    円借款による債権の放棄額は約3千億円、これを捨ててでも早く乗り込む利益のほうが大きいのでしょうね。成功することを祈るだけだ。(N)

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