2012年10月17日水曜日

(1618)少数民族との和平「遅れる」 交渉担当相

  10月17日の朝日には、標記の見出しで、ミャンマーの少数民族との交渉を担当するキンイー入国管理・人口相の見解が掲載されていた。キンイー氏は恒久的な停戦協定について「最終合意にはさらに4か月かかる」と述べた。少数民族との和解はテインセイン大統領がかがける改革の柱だが、当初の想定より半年以上遅れる見通しだ。停戦協定は、今年1月の停戦の暫定合意を受けて交渉中。キンイー氏は、時間がかかる理由として、KNU内部の意見対立や、停戦の詳細な条件の詰めなどを挙げている。同氏は停戦協定後紛争を逃れた4万人に上るカレンの国内避難民の帰還を優先する方針を表明。このための地雷除去や住宅建設を進めていくとし、「日本からの支援を歓迎したい」と述べた。一方で、「タイ側に住む難民の帰還の早期実現は困難」とも説明。

2 件のコメント:

  1. 「さらに4か月かかる」ことは、仕方がないと思うけど、停戦を確実に実現してほしい。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    「日本からの支援が遅れると停戦も遅れる」ようにも取れる。日本も敏速に動かなくちゃあ。

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