2012年10月27日土曜日

(1628)ミャンマー民族衝突 更に拡大、64人死亡

  今朝の朝日新聞には(1625)に続いて標記の見出しが目に入った。ミャンマー西部ラカイン州で再燃している住民同士の衝突が拡大し、26日までに死者が64人。テインセイン大統領は、25日夜緊急声明を発表し、「治安悪化は民主化に移行する国のイメージを損ねる」との危機感を表明。治安回復に全力を挙げる考えを示した。州当局者が26日に明らかにしたところでは、住宅や宗教施設2千か所以上が放火、破壊され、負傷者が多数出ているという。政府は夜間外出禁止令を出す一方、軍や警察が鎮圧にあたっている模様だ。住民の一人は「軍はロヒンギャ住民を守り、アラカン族住民を銃撃した」と話している。国際社会、とりわけイスラム教国などから、ミャンマー政府がロヒンギャ住民に対して十分な治安や保護を与えていないとの批判が強まっている。

2 件のコメント:

  1. 民族間の宗教問題は、大へん厄介ですな。
    テインセイン大統領の手腕に、期待したいけど、どうかな?
    K.A.

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  2. K.A.さん
    ほんと、ほんと! 厄介です。日本も下手に手を出せない状況です。母国の無い国民はホントに気の毒です。(N)

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