2012年10月31日水曜日

(1632)ミャンマー政府 3者協議を拒否

  今朝の朝日は、標記の見出しで、ラカイン州での民族衝突に関連して、アセアンや国連との協議をミャンマー政府が拒否した旨報じた。国連は6月の衝突で、7万5千人が避難したキャンプに、さらに2万6500人が流入したと推定。死者は10月だけで88人(29日現在)、6月以降では計180人に上るという。AFP通信によると、スリン・アセアン事務局長がミャンマー政府に、アセアン・国連の3者での話し合いを提案したが、拒否されたという。同事務局長は「ミャンマー政府は衝突を国内問題と考えているが、注意しないとすぐ我々の問題となる」と述べた(以上概要)。ロヒンギャ問題は、インドネシアやマレーシアのイスラム教徒とも関係があり、アセアン各国も不法入国に警戒しているが、同じイスラム教徒の多い国であり、アセアンや国連を活用してもいいと思うが。

2 件のコメント:

  1. ハラハラしながら、テインセイン大統領の手腕待ちかな?
    K.A.

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  2. K.A.さん
    テインセイン大統領と、スーチーさんが協力して、国内問題ではないとの前提のもと、対応するしかない。私は定住難民として、インドネシアやマレーシアなど、イスラム教の国が保護するのがいいと思うのだが。(N)

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