2011年6月27日月曜日

(1140)先進国中もっとも冷たく厳しい入管・難民行政

  昨日、黒岩宇洋(たかひろ)法務大臣政務官が、難民審査を法務省から切り離す計画を発表したことに触れたが、調べていくと平成22年10月28日の第176回国会法務委員会第4号の議事録に同様な発言があることを知った。黒岩政務官は「インデックスでは先進国中もっとも冷たく厳しいといわれる日本の入管・難民認定行政、難民への生活支援、難民申請者への処遇を改めるため……難民認定行政を法務省から切り離し、内閣府外局に難民認定委員会を設置するとともに、難民認定申請者や在留難民等の生活の支援に関する法的規定を整備します」と。何のことはない、本年6月20日の難民の日の黒岩政務官の発言は、8ヶ月前のものと全く同じなのだ。どうりで英字新聞以外の各紙は取り上げていなかった。「先進国中もっとも冷たく厳しい入管・難民行政」は今の民主党政権では変わりそうもないな。

2 件のコメント:

  1. 8か月も経って実行はしていないということは、言行不一致ということなのかな?
    K.A.

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  2. k.a.さん
    私はうっかりして新しいニュースかと飛びついたのですが、あにはからんや、8ヶ月も塩漬けにしていたニュースでした。民主党嫌い!(N)

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