2011年6月22日水曜日

(1135)ビルマ今週のニュース(1120号)

  BURMAINFOからのニュースの抜粋。 ★カチン州で9日に始まったビルマ国軍とカチン独立軍(KIA、カチン独立機構KIOの軍部)との交戦の影響で、多数の民間人住民が避難している模様。カチン・ニュース・グループによれば約1万人がKIOの本拠地ライザや、マイジャヤンなどに避難している。国境を越えて中国に入った避難民もいるとのこと。 ★カチン州での戦闘が始まったのは、中国の出資を得てビルマ政府が進めているタベイン第一・第二水力発電ダムの建設現場周辺、中国国境からは30キロ離れている。中国大唐集団などが出資し2007年に建設が開始されたが、KIOは建設に反対している。生産される電力は中国に輸出される。 ★タイの建設最大手のイタリアンタイ・ディベロップメントは、16日同社が手がけるダウェイでの深海港開発事業について日本で合弁相手を募るための説明会を開催した。

2 件のコメント:

  1. カチン州での戦闘状況は、いつまで続くのかしら? 地域住民にとっては、全く不安な毎日でしょうな?
    K.A.

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  2. k.a.さん
    カチン州、カレン州、シャン州などで小規模な戦争が続いており、その都度難民が右往左往します。少数民族は気の毒な状況です。(N)

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