2011年6月10日金曜日

(1123)「犬の独房」に収容された囚人たち

  アムネスティからの情報によれば、ヤンゴン・インセイン刑務所でハンストを行った7人の囚人(2人の仏僧を含む)が、軍用犬用の独房で5月24日から26日まで監禁状態に置かれていた。犬の独房は長さ3m、幅2mで窓がなく、床にはベッドもマットもない。この件に関してアムネスティは、残酷で非人道的な扱いは、ビルマ政府が依然として人権を完全に軽視している一例であるとし、ビルマ政府は囚人に対しいかなる虐待も即座にやめるべきで、責任者を起訴する必要があると発表している。これとは別に、ビルマ北部のカレー刑務所 に収容されている多くの政治囚たちは、処遇改善を求めた嘆願書に署名した。この中には人権活動家であるウーガンビラ(68年の懲役刑)も含まれている。この嘆願書はテインセイン大統領と国連人権理事会に送られた。現在ビルマには少なくとも2200人の政治囚が獄中にいる。

2 件のコメント:

  1. 体力が著しく低下しているハンスト決行者を、よくもまあ、「犬の独房」に監禁したりしましたな。
    激しい怒りとともに、責任者は厳正に厳罰されるべき…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    まさに鬼畜のような発想ですね。いつか罰が当たるでしょう。(N)

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