2011年6月1日水曜日

(1114)読みました 「見えないアジアを歩く」

  見えないアジアを歩く(副題:辺境案内人による「紛争地」ガイド)、見えないアジアを歩く編集委員会編著、三一書房 2008年4月発行、285頁、1700円+税、この本は7つの辺境紛争地の旅行案内書である。最初にビルマのカレン地域とタイ国境の難民キャンプ地域の概要が掲載されていた。執筆者はおなじみの写真家山本宗輔氏(32頁分)、まだ地雷が多く残っていたり、戦闘が続いている地区もあり、一般人の旅行にはちょっと危険な感じ。でもこういう所だからこそ行きたい人も大勢いるのだろう。この他には、スリランカ北東部、アチェ(インドネシア)、ナガランド(ビルマ国境に近いインド)、チェチェン共和国(ロシア、グルジアの隣)、チッタゴン丘陵(ビルマとの国境近くのバングラデシュ)、イラク(+シリア、ヨルダン、クエート)と分かれ、執筆者はそれぞれ異なる。読んで興奮するがやはり怖さが先立つなあ。

2 件のコメント:

  1. スリルもあり、また参考になる書物でしょうな。
    でも、辺境案内人の中では、命を落とされた方もいるのでしょうな。合掌!
    K.A.

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  2. K.A.さん
    確かに命の危険性があるでしょうね。だから挑戦するという若者には尊敬します。私にはとても無理無理。(N)

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