2010年10月27日水曜日

(898)けさの朝日新聞に選挙情勢が

(2010年10月27日)
  11月7日、ビルマの総選挙の日が近づいてきた。きょうの朝日には「力と金 ゆがむ選挙運動」という大見出しが飛び込み、「軍政が利益誘導」、「規制 動けぬ他党」と続いていた。軍事政権が母体の連邦団結発展党(USDP)が権力と資金を使って大掛かりな選挙運動を進める一方、軍政と距離を置く政党は様々な規制と資金難で四苦八苦している。既に「自由で公正な選挙」とは程遠い実態があらわになっている。例えば、ヤンゴン市内の道路はこれまで顧みられなかった細い路地まで次々とアスファルトで舗装されている。市長はUSDPのバッジをちらりと見せ「誰のおかげかを覚えておきなさい」と。今回の選挙には37政党が登録しているが、USDPと国民統一党(NUP)が突出している(以上概要)。たまたまきょうは、在日ビルマ人民主化団体によって、2010年総選挙ボイコットのためのデモ行進が行われるという。

2 件のコメント:

  1. 弱小政党の健闘を期待したいけど、無理なのかな…。
    K.A.

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  2. k.a。さん
    何しろ25%が予め軍人と決まってるのだから、軍政側即ちUSDP側の勝利は確実、ヘンな選挙?(N)

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