2010年10月17日日曜日

(888)教室のサヤガドーボエ

(2010年10月17日)
  きょうは11時過ぎからアキバのミンガラ日本語教室でサヤガドーボエ(ビルマでの学校儀式の一つ、生徒が先生に額づき合掌礼拝する)が行われた。集まった生徒は約70人、15人の教師は椅子に腰掛け、その前の冷たく固い床に生徒全員が直に座った。つい生徒たちに申し訳ないと思ってしまう。お経はビルマ語と日本語でリーダーが一小節ずつ唱え全員が復唱する。その後各先生が立ち上がり生徒に訓示を伝えるのだが、私は「継続」の大切さを喋った。その後、各クラス代表生徒から感謝の言葉が続いた。会場には豪華な「打掛」が2枚飾られ、生徒たちは写真を撮ったり、試着したりしていた。一段落したところで生徒たちが腕を振るって作ってくれたご馳走が並び、私はシャンのそばを食べたが実に美味しかった。最後に大きな花束を頂き、足取りも軽く帰途についたが、心配していた足の痛みは消散していた。

2 件のコメント:

  1. さすが仏教の国ですな。サヤガドーボエの儀式が今後とも続いてほしい…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    ビルマ人は、日本人にない優れた長所を一杯持っています。例えば感謝の心、微笑みの顔、それらの基が仏教といえるでしょう。(N)

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