2010年10月16日土曜日

(887)東日本入管センターの状況

(2010年10月16日)
  少し古い情報だが、10月4日の毎日新聞に東日本入国管理センター(通称牛久入管)での収容状況が報じられていた。ここの収容定員は700人、ハンスト直前の5月7日現在で394人が収容されていた。当時の収容期間の内訳は、2年以上4人、1年以上2年未満46人、1年未満344人。9月末には約270人に減った。入管法では収容期間を定めていないため、国連の拷問禁止委員会は07年5月、上限を明記するよう勧告した。また日弁連は10年3月、意見書を提出、その中で「難民認定申請中の者の法的地位の安定が、その生活の保障と並ぶ喫緊の問題」とし、審査中の難民申請者は収容しないように求めた。入管も7月に「収容長期化をできるだけ回避するよう取り組む」との方針を出している(以上概要)。入管の制度はゆっくりと改善してるようだ。難民申請者への支援活動は引き続き続けて行くつもりだ。

4 件のコメント:

  1. 特別の理由があるにしても、2年以上とは大変ですな。
    今後の改善のスピードアップに期待しましょう。
    K.A.

    返信削除
  2. k.a.さん
    私は2ヶ月以上の収容は「拷問」だと思ってます。2ヶ月あれば取調べは可能でしょう。刑事事件の拘留は長くて20日間、警察の方が進んでいると思います。(N)

    返信削除
  3. その拷問が今も行われていますがだれも自分の事と考えませんだから基本的人権が侵されているのです。

    返信削除
  4. 匿名さん
    長期収容は「拷問」であるという認識を広める要がありますね。有難うございました。

    返信削除