2010年6月23日水曜日

(772)総選挙① 岐路にたつ民主化勢力

(2010年6月23日)
  今朝の朝日にはビルマの総選挙の予測が掲載されていた。きょうの記事は(1)とあるので、連載されるようだ。キャンベル米国務次官補が野党指導者を招いた際(730参照)、NLD指導者たちの意見が分裂し、スーチーさんが主張するNLD解党、総選挙不参加路線(726参照)と、新党「国民民主勢力NDF」(キンマウンスェ氏)を立ち上げて選挙に参加する路線(728参照)に別れ、対立していた様子を詳しく報道していた。このほか軍政と一線を画す政党である連邦民主党(UDP)(ヒョーミンテイン議長)を紹介(以上概要)。私は当初NLDの一部がNDFに変わって選挙に参加することは、投票の際の受け皿として重要であり、NLDが選挙ボイコットと選挙参加の両面作戦でうまい方法を考えたなあと思っていたが、実際は喧嘩別れだったようだ。NLD(旧NLDとNDF)は喧嘩する時間なんか無い筈。協力し合ったら!

2 件のコメント:

  1. 南極での重大局面では、意見が大きく割れるでしょうな。
    どの行動が正しかったか、後世の人々が判断することになるのかな…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    私は選挙参加派も不参加派もどちらも正解であり、信じる方向でそれぞれ頑張ってほしいと思います。どちらも最終目的は同じですから。(N)

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