2010年6月4日金曜日

(754)中国・ミャンマー首脳会談

(2010年6月4日)
  今朝の朝日新聞は、中国の温家宝首相がビルマのネピドーを訪問、タンシュエ国家平和発展評議会議長と会談したことを伝えた。その際温首相は、「両国関係が前進した」と述べ、経済協力などを通じた協力強化で一致した。これに先立ち、温首相は軍政のテインセイン首相とともに、天然ガスのパイプラインや水力発電所の建設支援など覚書15通の署名式典に出席した。軍政が中国との関係強化を重視する背景には、スーチー女史らの民主化勢力の参加しない総選挙の正当性を欧米諸国が疑問視する中、中国を後ろ盾にして、批判を押し切る狙いがあると見られる。一方ビルマを訪問予定だった米国のウエツプ上院議員は、「北朝鮮の協力による核開発疑惑」があるため、急遽訪問を中止した。(以上概要)。いつものことながら、ビルマ軍事政権に対する日本政府の対応の遅れが気になる。岡田外相頑張れ。

2 件のコメント:

  1. 残念ながら、中国の動向が益々重要となりましたな。
    やはり日米安保は重要なのでは…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    中国はいつの間にか経済大国に、その間日本は失われた10年・20年。
    政治家の格差が気になります。(N)

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