2015年8月8日土曜日

(2645)独立のために日本軍と協力し、抗日に転じたアウンサン将軍

  8月4日の朝日より。見出しは他に「ミャンマーでは、日本軍の評価はいまも二つに割れる」。ヤンゴン中央部の丘の上に洋館が立つ。建国の父アウンサン将軍の邸宅だ。日本軍は42年1月援蒋ルートの遮断や資源獲得を狙い、タイから英領のビルマに侵攻、同年5月に全土を制圧する。共に戦ったのが「30人の志士」と呼ばれたビルマ独立義勇軍。しかしアウンサンは45年3月、連合軍の反撃に敗走を始めた日本軍に反旗を翻した。鈴木大佐は「良い日本人」。一方、「キンペイタイ(憲兵隊)は圧政の象徴」だ。今年はアウンサン将軍生誕100年。11月の総選挙には娘のスーチーさんも参加する。民政移管後、日本は経済開発を支援し、日本企業の進出も加速。対日イメージは悪くない。一方スーチー氏のルーツをたどれば日本軍の記憶に行きつく。

2 件のコメント:

  1. アウンサン将軍は、矢張り「建国の父」ですな。なお、悪いのは、日本では「特高」、「東條英機」、…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    アウンサン将軍は確かにすごい。それを育てた南機関もすごい。一方、昔のABCDラインだって、悪いと思うけどなあ。

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