2015年8月15日土曜日

(2652)ミャンマー民主化に懸念 与党党首解任、軍が後押しか

  8月15日の産経新聞より。ミャンマーで大統領選の有力候補と目されていたシュエマン下院議長が軍系与党USDPの党首を解任され失脚した。ミャンマーは軍政から民政移管を果たしたとはいえ、軍が強い政治力を維持している。軍関係者集団内の「クーデター」は民主化進展の信頼性を揺るがしかねない。13日のシュエマン氏の党首解任と、党中央委員会からの除名は、今年11月の上下両院総選挙の候補者名簿の提出締め切り前日というタイミングで行われた。その後、行われる予定の大統領選ではシュエマン氏と再選を目指すテインセイン大統領の闘いになるとみられていたため、背景に両者の対立があったことは明白だ。シュエマン党首下のUSDPは軍部が求めていた元軍人の立候補を一部しか認めず 軍が解任を後押ししたとみられる。

2 件のコメント:

  1. 兎にも角にも、NLDの躍進を期待…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    スーチーさん側は誰を大統領候補にするのか注目されます。今まではシュエマン氏だったけれども。

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