2015年8月23日日曜日

(2660)政治関与続ける意向 ミャンマー国軍トップ

  引き続き8月22日の朝日新聞より。ミャンマーのミンアウンフライン国軍最高司令官は、11月の総選挙でどんな結果が出ても受け入れると断言した。民主化の試金石とされる選挙後の新政権への移行が、円滑になされる見通しが高まった。一方で、「いかなる政党が政権をとっても、法の枠内で行動しなければならない」と言及。軍の政治関与は続ける意向も明確にした。スーチー氏は憲法の改正が不可欠と訴えているが、この発言をけん制する意図があるとみられる。少数民族武装勢力による治安面の懸案がある以上、軍は政治から退けないと説明。また与党(USDP)内の人事(クーデター)については、「国軍は関与していない」と語った。なおミンアウンフライン氏は11年の民政移管時、軍政トップだったタンシュエ氏により 国軍最高司令官に選ばれた。

2 件のコメント:

  1. なるほど、少数民族武装問題は最重要課題ですな。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    なかなか進みませんね。イギリス統治時代に優遇されたカレン、カチン、モン族が、現在ビルマ族の下に従属されていることは、今後とも問題が起こると思います。時間のかかる問題です。

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