2015年8月12日水曜日
(2649)全国停戦協定交渉、締結日の立会国について合意が先に進む
8月10日のミャンマー・エクスプレスより。少数民族上級代表団(SD)によると、8月6日、SDと政府側平和交渉チーム(UPWC)は、今後予定される全国停戦協定(NCA)の締結の際に立ち会ってもらう外国政府や機関などについて基本的な合意がなされたという。UPWCはインドとタイを承認、中国とアセアン、国連については受け入れるという。米国、英国、ノルウエー、日本、EUについては未承認。今回の合意はヤンゴンで2日間開催された第9回全国停戦協定交渉ミーティングの場でのこと。現在NCA締結に向け歩調を合わせているのは、カチン独立軍、カレン民族同盟、シャン州軍など15の武装勢力。一方、交渉さえ拒否しているグループに、コーカン族武装勢力、アラカン軍など6つの勢力で、政府との2者協議を拒否しているか 力が弱い勢力だ。
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NCA締結が、迅速かつ確実に進展しますように!
返信削除K.A.
K.A.さん
返信削除自主独立を目指す少数民族を相手にミャンマー共和国を作るのはすごく難しいと思います。特に麻薬も絡んでいるので、よくもここまで進展できたものと驚いています。