2014年9月8日月曜日

(2309)ミャンマー補選取り止め 国会も地方も 野党は反発

  9月8日の朝日新聞より。ミャンマーの選挙管理委員会は7日、年末に実施するとしていた国会と地方議会の補欠選挙を取りやめると発表した。補選は来年の総選挙の前哨戦として注目されていた。空席は国会が19議席、州・管区議会が16議席。2008年に当時の軍事政権が制定した現憲法の改正には、国会定数の75%超の賛成が必要で、改憲を求めるNLD議員らは、少しでも民政議員の比率を上げるために空席を埋めるよう求めていた。選管は取りやめの理由を「総選挙まで1年しかないし、膨大な費用もかかるため」などと説明しているが、苦戦が予想される与党・政府側の意向が反映しているとみられる(以上)。テインセイン政権は、経済面では成功しているようだが、政治面でもしたたかな長期作戦を立てているのでは? 2015年の総選挙が注目される。

2 件のコメント:

  1. 確かに費用はかかるけど、補欠選挙取りやめは、誠に残念…。

    K.A.

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  2. K,A.さん
    民主化と称して経済をよくし、結局軍事政権はそのまま、どうもテインセイン大統領は信用できなくなった。軍事政権の根っこのところを残して、民主化を進めるという、高度な考えにみんな巻き込まれてしまった?

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