2014年9月28日日曜日
(2329)ミャンマー停戦交渉合意至らず
9月27日の朝日より。ミャンマーで内戦状態が続いてきた政府と少数民族武装勢力16組織との「全国停戦協定」を巡る交渉が26日、物別れに終わった。少数民族側によると、政府側が一転、強硬な姿勢を見せたという。全土停戦の実現にはなお時間がかかりそうだ。少数民族側の交渉団代表は同日、朝日新聞の取材に対し、年内の協定署名が「不確実になった」と述べた。今回の交渉は22日から旧首都ヤンゴンで開かれた。協議は政府側が8月の前回交渉までの合意を覆すなどしたため一時中断、残された懸案も議論に進展がなかった。政府と少数民族側は未停戦の武装組織を含めた包括的な停戦を目指し、昨年11月に交渉を開始。8月に最大の懸案とされてきた将来の「連邦制」の在り方について政府側が譲歩したため、協定文書合意の期待が高まっていた。
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折角の停戦実現が、遠去かったのは誠に残念。早急なやり直しを!
返信削除K.A.
K.A.さん
返信削除残念ですが、現在も軍事政権であることに間違いありません。政府軍の実力をすれば、民族の軍隊などは問題になりません。政府はこの問題を引き延ばして、軍事政権の存在の必要性をアピールするものと考えられます。