2014年9月13日土曜日

(2314)全土停戦「年内にも署名」 少数民族側が見通し

  9月13日の朝日より。ミャンマーで1948年の独立直後から内戦状態が続いて来た政府と少数民族武装勢力との「全国停戦協定」を巡る交渉について、カチンやモンなど少数民族12組織でつくる統一民族連邦評議会(UNFC)の副議長ナイホンサ氏に取材。テインセイン政権は、計14の武装勢力と個別に停戦を結んできたが、北部カチン州などは戦闘がやんでいない。ナイホンサ氏は「民主主義と民族の平等・自治を保障する連邦制を実現する」との要求に政府側が初めて原則同意したため、「年内に協定署名を実現できる」と見通した。だが停戦署名後の各武装組織の活動や、戦闘員の補充などについて、政府側と見解に隔たりがあると説明。また、州の権限拡大といった政治要求は「署名から3か月以内に始める」と合意した。同氏はこの政治対話が最優先という。

2 件のコメント:

  1. 70年近く、内戦が続いているとは驚き!
    でも漸く停戦が実現しそう…。

    K.A.

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  2. K,A,さん
    停戦が合意されても、その後の各民族の独立、自治、武装などはものすごく問題含み、私はあまり楽観視していません。

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