2014年8月30日土曜日

(2300)国連、ミャンマー難民(ロヒンギャ族)について報告書を発表

  国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、8月26日の発表。ミャンマーからインド洋を横断しようとしている約2万人について、レポートをまとめた。それにによれば、ロヒンギャ―族は迫害から逃れるため、ミャンマーからベンガル湾を横断、オーストラリアに向かおうとしているという。現在、7千人以上が収容されており、うち5千人はオーストラリア、ニューギニア、ナウルのセンターに滞在している。しかし、不法密入国をすべて受け入れることは難しい。今年6月までの1年間で、出国した難民は5万3千人、1年前と比べ61%増。多くの乗客は50~300ドルを支払い、航海は1週間から2か月かかる。東南アジア各国では、難民に対応する正式な法が定められていない。入国できたとしても、難民は拘留・海外追放となる。UNHCRは難民保護法の制定と環境改善を訴えた。

2 件のコメント:

  1. ロヒンギャ族も、全く気の毒ですな。ミャンマーの連邦制導入にあたって、考慮されていないのかな?

    K.A.

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  2. K.A.さん
    軍政も野党のNDLも僧侶も国民も、みんなロヒンギャが大嫌い、考慮されることはまずないでしょう。

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