2014年8月20日水曜日

(2290)ミャンマー、中国離れ 鉄道・ダムを凍結

  8月20日の朝日より。中国の影響力が増す東南アジアで、親中派だったミャンマーが、中国離れを加速中。西部の港町チャウピューから雲南省昆明を結ぶ鉄道計画は、中国が約2兆円を投じて建設し、50年間運営する予定だったが、地元住民の強い反対で棚上げになった。鉄道は、ベンガル湾から中国に伸びる全長800キロの、天然ガスと石油パイプラインに沿って建設される予定であった。中国はチャウピューの港湾開発も進めており、インド洋からの輸送路を確保する戦略的目的もあった。だが2011年の民政移管後は、中国による巨大事業の見直しが相次ぐ。ミッソンダムの建設は11年9月に凍結、レッパダウン銅山の開発も遅れている。また、アセアンでは対中けん制の声明をまとめた。中國は これら事業中止について「住民の反対を口実にしている」と警戒。

2 件のコメント:

  1. 確かに「住民の声」は、大事ですよね。
    増々、重要になるでしょう。

    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    中国は、ミャンマー住民の声を無視して工事を進めており、当然の結果でしょう。日本も十分注意してミャンマー人の幸せを考えつつ共に繁栄してほしい。

    返信削除