2014年8月16日土曜日

(2286)終戦69年 今も残る中国「遠征軍」の面影/雲南省

  8月15日の中央社(台湾国営通信社)ニュースより。日中戦争(1937年~45年)で旧日本軍と戦った中華民国国軍のうち、ビルマや雲南省で戦役に参加した「遠征軍」は、その足跡を同省各地に戦後70年近く経った今でもたどることができる。遠征軍ゆかりの土地は、騰衝、龍陵、瑞麗に集中しているが昆明にも見られる。当時の兵士は90歳から100歳と高齢化している。騰衝にある「国殤墓地」は遠征軍の象徴。最近北京当局がミャンマーに人員を派遣し、国軍兵士の遺骨を探し出し、遺骨はこの墓地に移された。龍陵は拉孟の闘いとして有名で、日本軍が掘った塹壕はいま遊歩道に活用、その周辺は402体の塑像がある「抗日彫塑公園」となっている(以上)。この地区は日本軍(龍師団・菊師団)がビルマ北部で激戦を交えた地。当時の国民党は台湾に移住。

2 件のコメント:

  1. 戦前派の我らにとっては、中々興味ある話題ですな。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    ビルマ戦線では、つい眼がインパールの方を見てしまうが、中国国境の闘いも熾烈、蒋介石から感謝状を貰うという奇妙な状態に。結局蒋介石らの国民党の軍隊は台湾に、そして今、台湾の通信社からの情報が。

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