2014年8月25日月曜日

(2295)ミャンマーのデジタル化時代到来―利便性が生む問題

  8月25日のミャンマーニュースより。カタールにベースを置くOoredooが、正式に新たな携帯電話ネットワークサービスを開始した。ミャンマーで本格的に安価な通話や、データのやり取りが実現しつつある。ミャンマーは軍事政権のもと、2011年まで通信は制限されていた。そのため、国民の反応は熱狂的で、先月初めてOoredooのSIMカードが販売開始となった時には、携帯電話ショップに多くの人が殺到。1.60ドルで売られたSIMカードは闇市場で5倍の値段で売られていたがすぐ完売。現在、ミャンマーの携帯電話普及率は27%であるが、2015年には80%までに上昇すると予想されている。多くの利便性がある反面、差別、いじめ、誤報などの問題が起こり始めている。例えば7月に起きた宗教上の暴動など。今後は情報社会教育(Netiquette)が必要となる。

2 件のコメント:

  1. なるほど、情報社会教育とは、重要な学問になりそう…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    情報社会が大きくなると、一国の政権を倒す力を発揮する。ミャンマーの仏教徒対イスラム教徒の争いも、情報社会教育の不足が原因だろう。

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