2014年8月23日土曜日

(2293)ミャンマー報道の自由陰り

  8月23日の朝日より。サブタイトルは「軍工場疑惑報じ有罪」、「活動家主張掲載し逮捕」、「出版物急増 記者は経験不足」と続く。民主化の中、メディアの検閲廃止などの改革も進んできたミャンマーで、取材や記事の内容を理由にした記者の逮捕・投獄が続いている。メディア関係者は、報道の自由が再び制限されかねないと警戒、国際社会も改革が後ずさりしないかと心配する。例えば、パコクの地方裁判所は、週刊誌ユニティの社長ら5人に懲役10年の判決。中部マグウェにある国軍の工場を「秘密化学兵器工場」と論じたためだ。またその日の2日前には、週刊誌バイモンテネの編集長らを逮捕、内容は「スーチー氏と少数民族のリーダーが暫定政府をつくるよう、国民が決めた」というもの。記者らは抗議デモを実施した。一方 記者の能力不足を指摘する声もある。

2 件のコメント:

  1. 残念だけど、「記者の能力不足の声はなくせねば」と思いますが…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    記者が自由に記事が書けるようになったのは3年前から。「新聞は社会の木鐸」といったような教育は受けていないと思います。ニュースが得られれば手段を択ばない式の記者が多いのでは。

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