2014年8月17日日曜日

(2287)日本人も一役、ミャンマー保健医療

  8月16日の朝日新聞特派員レポートより。今回はヤンゴン駐在の五十嵐記者が担当。世界保健機関(WHO)によると、2012年のミャンマーのマラリア患者数は約48万人で、カンボジアの10倍、タイの15倍だ。死者数は10年ほどで10分の1になったが、それでもタイの11倍の403人が犠牲になった。11年の民政移管後、テインセイン大統領は保健医療分野に力を入れている。軍政時代政府支出の1%程度だった医療費を、14年には3.5%に増加。国際社会の援助も受けて感染症対策や、母子保健の充実などを図っている。マラリアで保健省が進めている対策の一つが、住民ボランティアによる早期発見・治療だ。この対策にはJICAが支援していて既に7百人のボランティアを養成した。しかし 医療従事者の不足は深刻、地方では人口1万人に4人しかいない。

2 件のコメント:

  1. 700人のボランティア養成とは、さすがJICA.
    今後とも継続の程を…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    ボランティアが巡回して、マラリアなどの病気を早期に発見して、早期に治療しようというシステム、成功するといいですね。

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