2014年7月5日土曜日

(2244)マンダレーで大規模騒乱 夜間外出禁止

  7月4日の新華ニュースより。7月1日夜からマンダレー市内で大規模デモが数件起こり、市当局は2日夜、夜9時から翌朝5時までの外出禁止令を発動、またすべてのデモ行為や5人以上の集会の全面禁止を命じた。発表によれば、2日夜ビルマ人男性が騒乱で死亡、3日朝、イスラム教徒の男性が暴徒に殴り殺され、14人が負傷した。騒乱の原因は、イスラム教徒による強姦事件とみられる。騒乱は民族対立の問題を浮き彫りにしている(以上)。ミャンマーにおけるイスラム教徒(ロヒンギャ)に対する仏教徒の憎悪は増大しており、時に仏教徒対仏教徒の争いまで生じている(2231・32参照)。ミャンマーの仏教の教えの中には「慈悲」とか、「平和」という発想はないのか。たぶん長年にわたる軍事政権時代のひずみが、いま飛び出してきたのかも。悲しいことだ。

2 件のコメント:

  1. 悲しい事態。
    先ず、相互信頼、相互s尊敬から始めましょう。

    k

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  2. K.A.さん
    同感です。日本人には分かりかねるけど、宗教上の争いが強いようですね。特に仏教の僧侶が争いの先頭に立っているなど、世も末といった感じ。日本の宗教界の方が大分マシですね。

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