2014年7月22日火曜日

(2261)掘り起こす激戦の記憶 インパール作戦

  7月22日の朝日より。サブタイトルに「インド北東部住民が資料館」、「日本軍インパール作戦から70年」、「日本人も映画製作で後押し」、「戦勝記念ではない展示に」と並ぶ。インパール作戦は1944年、インドの独立を目指す「インド国民軍」も日本側に加わっての激戦で、日本側は3万人もの死者を出して、7月に撤退した。地元の人々が、激戦地の跡を調査し、散逸しつつある記録と記憶を掘り起こすため、「インパール戦争資料館」を建設した。また主要な戦跡など13地域ごとに追悼行事を実施、6月28日には総合的な記念式典を開いた。一方、英国在住の梶岡映画監督は、30分の短編映画を自費で制作し、6月の記念式典で上映した(以上)。いま、多くの日本人は「インパール作戦」を知らないであろう。至る所に白骨街道がある。この種の資料館は ぜひ必要だ。

2 件のコメント:

  1. 資料館は絶対に必要ですな。ただし、単に見るのではなく、自分の実体験としてほしい!

    K.A.

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  2. K.A.さん
    ハルビンで観た石井731部隊の人体実験陳列館、ハノイで観たベトナムの戦勝記念館、そして日本の広島原爆記念館など、どこもすごいショックを受けました。戦争はしてはいけない。

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