2016年7月12日火曜日

(2984)欧州議会、ロヒンギャ族について、「深刻な懸念事項」と表明

 7月12日のミャンマーニュースより。7月7日、欧州議会がミャンマーにおけるイスラム少数民族の問題を非難し、「深刻な懸念事項」と表明。欧州議会ではロヒンギャ族について「世界で最も迫害されている少数民族」と称し、ミャンマーで発生している迫害は「残忍な抑圧状態であり、「組織的、慢性的に行われている迫害」であるとしている。緊急の課題として、ラカイン州にある約80の難民キャンプに滞在する12万人のロヒンギャ族に対して、国連や国際人権団体、ジャーナリストなどが自由にアクセスできる状態を確保するように要求した。最近行われた国連の報告では、ロヒンギャ族の市民権拒否、強制労働、性的暴行などが報告されている。欧州議会ではロヒンギャ族支援のため人員の派遣を決めた。スーチー氏に対してはロヒンギャ族対策が不十分と批判。

2 件のコメント:

  1. 欧州議会での「ロヒンギャ族支援のため人員派遣」が、解決のための第一歩となりますように…。
    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    聡明なスーチーさんでも解決困難。しばらくの間、欧州議会に任せますか?

    返信削除