2016年7月13日水曜日

(2985)ミャンマー政府が森林の伐採禁止措置を発効

 7月11日のミャンマーニュースより。国家資源・環境保全省はパゴー山地の自然資源保護のため、今後10年間、森林の伐採を禁止。国内の主要な森林地域であるパゴー地方域、ラカイン州、シャン州、カチン州は、2016~17年会計年度から伐採を禁止される。ただしパゴー山地を除く、他の3州では次会計年度以降、材木生産が再開される予定である。森林局次長は、パゴー地方域では、チーク材の違法な伐採が相次ぎ、森林や野生動物の生息地の破壊が進行。このため同地域は、27年まで保護措置を取る必要がある。15年の国連報告によれば、ミャンマーは森林破壊で世界ワースト3の国。報告書によると国の森林面積は、2010年の47%から15年には43%に減少している。4月の新政権発足時に17年3月まで全国で伐採禁止措置を取ると約束。

2 件のコメント:

  1. 森林破壊で世界ワースト3でしたか。新政権として、約束を着実に実施してほしい。
    K.A.

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  2. K.A,さん
    伐採は主に中国系企業によるもの。特に(チーク材)は高価に売れるので。

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