2016年7月8日金曜日

(2980)日本製ヤンゴン路面電車、半年で運休のワケ

  7月6日の東洋経済オンラインより。広島鉄道の車両を利用したヤンゴンの路面電車「ストランド線」が、7月から運行を休止した。今年1月の運行開始以来、わずか半年で取りやめとなった形だ。事故や故障が原因ではなく、利用者が少ないことによる赤字が理由だという。広島電鉄など日本の全面協力で実現したもので、日本の援助関係者からは驚きと失望の声が漏れている。この路線は、ディーゼルが主流のミャンマーで、初の路面電車として今年1月に誕生。ヤンゴン川沿いの6キロを30分で結ぶ。国営紙によると、現在同線には1日45人の乗客しかおらず、約4百円の運賃収入に対し運行コストは1350円。混雑した道路を走るため交通事故の可能性も理由に挙げた。同線は環状線との連結も予定され、鉄道の電化のノウハウ吸収の意味合いもあった。

2 件のコメント:

  1. ? ?。事前調査が余程ずさんだったのかな。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    ミャンマー側担当者に、将来的発想が欠如していたようだ。日本の事業仕訳をまねたようだが、おそまつ。

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