2016年7月24日日曜日

(2996)ヒスイ取引衰退が映す ミャンマーの中国離れ①

 7月22日のNikkey Asian Reviewより。ミャンマーが世界最大の輸出国であるヒスイ販売が低迷している。輸出の9割を示してきた中国の国内需要が振るわないためだ。中国との蜜月の象徴だったヒスイ産業の苦境は3月末に新政権が発足したミャンマーの外交と経済政策の変化も映し出す。6月24日にネピドーで「ミャンマー・ジェムズ・エンポリアム」が開幕。取引の大半はヒスイで、6千点がオークションに掛けられた。厳重に警備されて1室では8億円の原石も。しかし今年の展示会は沈んでいた。中国側の贅沢品追放運動や、腐敗撲滅で価格が暴落中。去年希望価格が50万ユーロだったヒスイが、20万ユーロに変わっている。中国として重要なのは買い手としてだけではない。ミャンマー北部では資源開発分野を中心に中国企業が相次ぎ投資に進出(続)

2 件のコメント:

  1. 段々と、スーチー外相の真価が発揮されますように…。
    K.A.

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  2. K,A.さん
    テインセイン大統領は、ミッソンダム建設に関するする中国からの要望をズバリ切り捨てた。今後も中国からいろいろな要望が出ると思うが、ミャンマー人にプラスにならないことは切り捨ててほしい。

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