2016年7月14日木曜日

(2986)南シナ海で自制呼びかけ ミャンマー

 7月14日のバンコク時事より。ミャンマー外務省は13日、声明を発表し、南シナ海問題を巡る12日の仲裁裁判の判決に関し、「緊張を高める恐れのある活動を自制し、脅しや武力行使を控えるよう、すべての当事者に促す」と訴えた。中国の主張を退けた判決については「留意する」とし、「判決の域内外での影響を検討している」と直接の評価を避けた(以上)。米国のヒラリー前国務長官は仲裁裁判所の判決を「歓迎する」と発表、米大統領報道官も「航行の自由が必要」とした。また国連のパン事務総長は、「対話による解決」を再三強調し、従来の立場を崩さなかった。韓国報道官は「仲裁裁判判決に留意し、これを契機に南シナ海紛争が平和的に解決されることを期待する」と発表 中國への配慮をにじませた。中國メディアは「領土譲らず」 判決に批判一色。

2 件のコメント:

  1. ミャンマーとしては、無難な表現ですな。中国は、「領土譲らず」の態度を、何れは修正しなくっちゃ…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    これらの島々は世界大戦中は日本が占領していたとの記憶がどことなく漂う。中国による実効支配が続けば100年後ぐらいには中国領土になってしまいそう。日本政府は頑張ってほしい。

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