2016年2月8日月曜日
(2829)「スーチー大統領」実現へ法案 ミャンマー与党
2月6日の日経電子版より。NLDが来週にもスーチー党首の大統領就任を阻む、憲法規定を停止する法案を提出。5日には新法案の適法性を審議する特別委員会が下院で発足、立法化への布石とみられる。ハードルの高い憲法改正を避け「スーチー大統領」を実現させる苦肉の策だ。国軍の反発は必至で、順調に進んできた政権移譲プロセスが停滞する懸念も。ミンアウンフライン総司令官は「国軍は憲法秩序のセーフガード」と度々発言、1日付の国軍機関紙も「59条Fの改正は永久に認められない」との論説を掲載。軍人議員の反対を押し切っての強行採決は、国軍によるクーデターを招きかねない。憲法停止が実現しなければ、NLDはスーチー氏に代わる大統領を選ぶ。しかし国軍の中にも大統領就任を認め、国会で牽制するほうがまし」との声も。
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正に正念場。何とかスーチー大統領が実現しますように‥。
返信削除K.A.
K.A.さん
返信削除国軍にはクーデターという奥の手があり、スーチーさん側があまり無理に押すと危ない。タイの例もあるので。