2016年2月6日土曜日

(2827)「スーチー大統領」へ布石か 資格条項凍結案出れば盟友が審査

  2月6日の朝日新聞より。ミャンマーの下院は5日、重要法案や憲法に規定のない法律事項に関する諮問委員会の長にシュエマン前下院議長を選んだ。シュエマン氏は旧軍政系政党USDPの前党首ながら、新国会で過半数を占めるNLDのアウンサンスーチー党首の盟友。スーチー氏の大統領就任を支援することになりそうだ。NLDが検討しているのが、大統領資格条項の一時凍結だ。憲法に凍結規定はなく、手続きの合法性が問われる可能性がある。下院が5日に組織したのは諮問機関「法律・特別事項調査委員会」。有識者らがメンバーで、憲法を含む現行法の規定のない示案が生じた場合、法的な観点から対応を検討して国会に助言するなどの役割を担う。委員会のメンバーの一人は、「凍結案が諮問されれば、合法性を検討することになる」 と話した。

2 件のコメント:

  1. 時間的な制約もあり、心配の種は尽きないけど、何とか「スーチー大統領」が実現しますように‥。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    同感です。最悪の場合はシュエマン氏を大統領に選出し、国民投票をもう一度行ってスーチーさんを大統領にする案があります。でも面倒であり、無駄でもあるので、資格条項凍結案という奇手が一番手っ取り早い。

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