2016年2月4日木曜日

(2825)副議長一本釣り波紋 ミャンマー新国会 第3党から起用

  2月4日の朝日より。NLDが過半数を占める新国会で、上下院の副議長人事が波紋を呼んでいる。スーチー氏は3日、他党からの少数民族議員の起用を「国民和解を基本にした」と記者団に説明したが、別の思惑があるとの見方も強い。3日、上院が招集された。下院議員のスーチー氏がオブザーバーとして見守る中、NLD所属でカレンのマンウィンカインタン氏が議長に、アラカン民族党(ANP)幹部のエータ―アウン氏が副議長に選ばれた。だが院内第3党のANPは、NLDから副議長人事を知らされていなかった。ANPの党首は「我々を対等な政党として扱うべき」と不快感を表明。エータンアウン氏はスーチー氏と盟友関係。ANPは内部対立を抱えており、今回の一本釣りに警戒感を示す。一方下院副議長はカチン・USDP所属でシュエマン前下院議長派。

2 件のコメント:

  1. 次回は、ANPにも配慮すべきかな‥。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    本来ならば自分のグループから副議長を選んでくれたから感謝してもいいと思うが。内部対立のための不満なのか?

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