2016年1月7日木曜日

(2797)ミャンマー西部の経済特区、中国企業主導で開発へ

  1月4日の日経電子版より。ミャンマー政府は西部ラカイン州のチャオピュー経済特区の開発を、中国の国有企業を核とする企業連合に委ねることを決めた。チャオピューにはすでに中国内陸部と結ぶ石油・ガスパイプラインも建設済みだ。中國のミャンマーへの影響力が一層、強まりそうだ。チャオピューに約1千ヘクタールの工業団地や、20フィートコンテナ―換算で年間700万個の処理能力を持つミャンマー最大の港湾施設を整備する方針。総事業費は数千億円規模とみられ、約10万人の新規雇用創出が見込まれる。10年夏、中国企業が着工したチャオピューと重慶を結ぶパイプラインが15年1月に完成している。従来のマラッカ海峡経由に比べ大幅に輸送時間が短縮できる。ただNLDが大勝したため、「脱中国依存」が進むとの見方が強く注目。

2 件のコメント:

  1. 今後は、なるべく「脱中国依存」が進んでほしい‥。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    中國の場合、2回ブレーカーが落ちてこのシステムを撤回、だんだん正体が分かってきたみたい。ただ隣国であり、「脱中国」は一挙には進まないでしょう。

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