2016年1月23日土曜日

(2813)「スーチー氏だけが広報担当」NLD声明

  1月23日の朝日より。ミャンマー総選挙で大勝したNLDは22日、党の方針や3月末に予定される政権交代についてはスーチー党首以外に公式な広報担当者はいない、とする声明を出した。新政権の人事情報が漏れ始め、スーチー氏が激怒した模様だ。NLDにはニャンウィン中央執行委員など広報担当者が数人いるが、声明は今回の決定の理由について「注意深く対応していく必要がある」と説明。スーチー氏は政権移行を円滑に進めようと慎重になっているとされ、憲法の規定で大統領になれない自分に代わる候補者も明らかにしていない。しかしニャンウィン氏が20日にAFP通信に、来月召集される新国会の上下院議長候補の名を出すなど、新閣僚を含む人事情報を報じていた。声明が党内の情報統制を意図していることは明白で批判も出そうだ。

2 件のコメント:

  1. このNLD声明は当然‥。よく理解できますな。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    同感です。今の時期は、新政権にとって重要な時期であり、雑音は避けるべきです。ただスーチーさん一人が広報だというのは寂しすぎる。早く広報担当を決めてほしい。

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