2016年1月4日月曜日

(2794)スーチ氏、全国民に「母国への貢献」を呼びかけ

  1月1日の日経新聞電子版より。ミャンマー最大野党NLDのスーチー党首は、1日付の国営紙に寄せた国民向けメッセージで「それぞれが母国に対してどんな贈り物ができるか、考えてほしい」と述べた。今春の新政権樹立に向け、長年対立してきた国軍や、少数民族武装勢力との協調が重要性を増す中改めて全国民に団結を呼びかける狙いだ。スーチー党首は「母国への貢献に終わりはない。母国の発展と平和繁栄のため、各国民がふさわしい贈り物をもたらすことを期待する」とした。3月末スーチ氏主導の新政権が発足する。ただ依然として国会議席の4分の1は軍人が占め、国軍との協調は不可欠。少数民族武装勢力との停戦協議も難航している。一方,国軍トップのミンアウンフライン総司令官も「国軍は憲法が定める通り新政権と協力する」と強調。

2 件のコメント:

  1. タイミングのよい呼びかけですな。問題山積だけど、スーチーさんは本気度十分、国民は呼びかけに応えるべき‥。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    その通りだと思います。ただ憲法改正、各少数民族との自治権の交渉、国軍と少数民族武装勢力との平和解決など、あまりにも大きな課題が残っています。

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