2016年1月21日木曜日

(2811)「スーチー党」新人教育に躍起、新政権の運営に不安

  1月15日の日本経済新聞・電子版より。1月10日ヤンゴンのホテルにNLDの若手約200人が集まった。教育・研修プログラムを受ける新人議員たちだ。憲法や予算案など12分野について基礎知識を猛勉強し、履修後は試験。NLDは今回390議席を獲得したが、いずれも政治経験は乏しい。スーチー氏は「大臣になりたいという人は好きではない、今後はこの種の手紙を出した人を処罰します」という。1月4日、独立記念日の式典で、新議員を前にスーチー氏は「国民の負託を忘れるな、路上駐車するな、率先して選挙区を清掃しろ」と苦言を連発した。党の体質で「ナンバー2はいない」と言われ、アンバランスな組織構造を生んだ。また党指導部はティン・ウー最高顧問(88)始め高齢者が多い。このためスーチー氏はかつての政敵タンシュエ氏とも会談した。

2 件のコメント:

  1. スーチーさんは、大変だけどよくやりますな。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    新議員たちへの教育は大変だろう。現在の中央、地方の役人の多くは軍関係者であり、双方の信頼関係が一番重要。

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