2015年1月29日木曜日

(2452)2台以上車を保有する世帯に課税も 渋滞緩和対策で

  1月27日のミャンマーニュースから。ミャンマー国税庁は、2台以上の車を保有する世帯に対し、課税額を強化する案を打ち出している。ヤンゴン市街地の渋滞は、年々激しさを増しており、渋滞緩和の対策として、市内の登録車両の増加を抑制することが急務である。2011年の民政移管以降、車の登録台数が急増したことと、国内の自動車の約8割がヤンゴンに集中しているため、市内の交通渋滞が慢性化している。このため、市内ではバスの専用レーンを設けたが、ここもタクシーや自家用車が通行せざるを得ない状況。当局は、この状態では、経済成長を阻害する要因となると考え、交差点への信号機設置や、高架橋の整備などを進めているが、抜本的解決には至らない見通しだ。今回の方策も大きな効果は果たせないのではないか、との見方が強い。

2 件のコメント:

  1. 思い切った重税の加算は、一定の効果があるのでは…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    金持ちには重税を! どの国でも採用されている図式です。ただミャンマーにも財閥があり、財閥と政権は密着しているので、どこまで進むかはちょっと疑問です。

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